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【市況】東京株式(寄り付き)=続落、海外株軟調を受け様子見続く

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 26日の東京株式市場は売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比70円安の1万6485円と続落。

 前日の欧米株式市場は総じて軟調、米国市場ではNYダウが小幅ながら続落となった流れを引き継ぎ、東京市場でも見送りムード。日本時間今晩に予定されるイエレンFRB議長のジャクソンホール経済シンポジウムでの講演を前に、この発言内容を見極めたいとの思惑が強く、足もとは積極的な買いが入りにくい状況にある。前日に日銀が満を持して約2週間ぶりに707億円のETF買いを発動、後場寄りに日経平均は跳ね上がったが、大引けは結局マイナス圏で引けている。きょうも安い場面では日銀のETF買いに対する思惑がマーケットに底流することになりそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、鉄鋼、電力ガス、繊維など6業種が高く、値下がりで目立つのは保険、輸送用機器、空運、サービスなど。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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