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【通貨】東京為替:ドルは底堅い、日本株のプラス圏推移で

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

24日午前の東京外為市場では、ドル・円は底堅い展開となった。日経平均株価のプラス圏推移を反映した値動き。
ドル・円は、100円台前半で寄り付いた後、日経平均の上昇に連動し100円53銭まで上昇した。日経平均の上げ幅縮小の場面ではドルは100円20銭台までいったん値を下げたが、その後は米10年債利回りの上昇などを背景に再び買いが入った。


ドルの底堅い値動きは、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した7月の公定歩合会合の議事録で、全12地区連銀のうち8地区連銀が公定歩合を現行の1%から1.25%への引き上げを支持したことも支援材料となっているようだ。


ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を縮小しているが、株価がマイナス圏に転落しても日銀によるETF買いに対する期待感が広がりやすいため、ドルがアジア市場で
100円を大きく割り込む展開は想定しにくい。



ここまでドル・円は100円19銭から100円53銭、ユーロ・円は113円26銭から113円58銭、ユーロ・ドルは1.1297ドルから1.1312ドルで推移した。



【要人発言】

・安倍首相

「北朝鮮の弾道弾ミサイル発射、わが国の安全保障に対する重大な脅威」



【経済指標】

・NZ・7月貿易収支:-4.33億NZドル(予想:-3.25億NZドル、6月:+1.27億NZドル)

《MK》

 提供:フィスコ

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