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【市況】11時時点の日経平均は3日ぶり反落、小野薬や東京電力HDの上げ目立つ


11時00分現在の日経平均株価は16560.06円(前日比38.13円安)で推移している。22日の米国市場はまちまち。ジャクソンホール会合を週後半に控え、イエレン議長の講演内容を見極めたいとの思惑から売り買いが交錯した。ただ、原油価格の下落や為替相場が円高・ドル安に振れたことを受けて、日経平均は48円安からスタートした。寄り付き後は一時1ドル=100円近くまで円高が進む場面があったものの、日経平均への影響は限定的で、ここまでの上下の値幅は約67円にとどまっている。

個別では、前日買われた任天堂<7974>が2%前後下落しているほか、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、日産自<7201>、三井住友<8316>もさえない。ホンダ<7267>、日立<6501>、富士重<7270>、第一生命<8750>などは2%超の下落。前日急伸したVテク<7717>も反落している。また、SKジャパン<7608>、PCDEPOT<7618>、SUMCO<3436>などが東証1部下落率上位となっている。一方、「オプジーボ」に関する報道を受けて小野薬<4528>が7%前後上昇している。ソニー<6758>との提携が伝わった東京電力HD<9501>が4%超上昇しているほか、ファミリーM<8028>やKDDI<9433>も上げ目立つ。ソフトバンクグ<9984>やみずほ<8411>は小じっかり。また、小野薬やアウトソシング<2427>、ソースネクスト<4344>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。

《HK》

 提供:フィスコ

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