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【市況】東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、円高一服も方向感に欠ける

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 17日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前日比25銭安の1万6596円とわずかに続落で始まった。

 市場参加者不足のなか寄り付きは方向感に乏しい展開となっている。前日の米国株市場はNYダウ、ナスダック指数、S&P500指数ともに反落したが、一時1ドル=100円台を割り込んだドル円相場はその後ドルが買い戻され、足もとは100円台前半でのもみ合いと小康状態を得ている。これを受けて、円高に連動した売り圧力は限定的だ。日経平均は前日に270円強の下げをみせており、1万6000円台半ばは値ごろ感からの押し目買いが想定される水準。一方、手掛かり材料難から上値を積極的に買う動きも出にくい。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、14業種前後が高く、値上がり上位に鉱業、保険、鉄鋼、繊維、サービスなど。値下がりでは水産、紙パルプ、電力ガス、不動産、建設など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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