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【経済】深セン・香港「相互乗り入れ」解禁間近、“ゴーサイン待ち”との報道も


深セン・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)について、早期解禁への期待感が強まっている。一部メディアは10日、香港交易所(香港証券取引所:388/HK)からの情報として、「技術的な準備は完了し、あとは当局の認可を待っている状況」と報じた。また、香港証取の李小加CEO(最高経営責任者)は10日の決算説明会の席で、「現時点で(解禁時期に関する)具体的な情報はない」としつつも、「情報がなければないほど、解禁のタイミングが近づいている可能性がある」と含みのある発言をしたという。
さらに本土メディアは11日、深セン・香港間の「相互乗り入れ」をめぐり、中国証券監督管理委員会が専門のチームを立ち上げた??と伝えた。同委の方星海・副主席をチームリーダーとし、上海証取や深セン証取などの関係者が参加するもので、本土や香港の関係当局間の調整を行うのが職務とされる。
なお、香港証券業協会(HKSA)の繆英源(ベニー・マウ)会長は先月29日の時点で、8月にも深セン・香港「相互乗り入れ」の解禁が正式発表されるとの見通しを示している。その後、早ければ10月に取引がスタートすると予測した。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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