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2016年08月10日08時50分

【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 16,550円~16,750円。

 米ダウ平均は、朝方発表された4~6月期非農業労働生産性が予想を下回ったことで、早期利上げ懸念が後退した安心感から買い優勢の展開となったが、最高値更新に迫ったことで上値では利益確定の売りも目立ち、指数は小幅反発に留まって取引を終了。シカゴの日経平均先物は、ドルの上値が重いことが足枷となり、終始方向感の乏しい値動きから小幅安で取引を終えていることから、東京市場の朝方は売り先行によりマイナス圏での取引開始となりそうだ。

 一巡後は、日本時間で102円台半ばまで上昇したドルが、米国の利上げ時期が後退するとの思惑から101円台後半まで下落しており、また、日経平均も2日間で500円以上上昇するなど、短期的な過熱感に対する警戒感が広がりやすいことから、輸出関連セクターを中心に利益確定の売りが先行することが予想され、マーケットはやや上値の重い値動きとなる公算である。

 ただ、米国市場はナスダックが2日振りに最高値を更新し、独DAXが2%以上上昇するなど欧州市場も堅調と、外部環境は良好で目立つ悪材料も見当たらないことから、東京時間で急速に円高が進まなければ、指数の下値は比較的底堅く推移と想定される。

 テクニカル的には、昨日の取引で抜けきることが出来なかった、ボリンジャーバンドの+1σ(16,791円前後)が引き続き上値抵抗線となりそで、下値は1週間の平均値である5日移動平均線(16,537円前後)が、支持線としてサポートするだろう。

 新興市場のジャスダック平均は、一目均衡表の雲の下限である先行スパン2(2,443ポイント前後)~転換線(2,464ポイント前後)のレンジ内取引が予想され、マザーズ指数は、ボリンジャーバンドの-1σ(909ポイント前後)が目先の上値メドとなり、ボリンジャーバンドの-2σ(876ポイント前後)が下値メドと推測される。

 本日の予想レンジ 16,550円~16,750円。(ストック・データバンク 編集部)

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