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【通貨】NY為替:英中銀の緩和措置を受けてポンド急落

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円28銭から101円00銭まで下落後、101円22銭で引けた。ポンド・円絡みの円買い、米国債利回りの低下に伴うドル売りが優勢となったものの、米雇用統計発表を控えて小動きに終始した。


ユーロ・ドルは、1.1149ドルへ上昇後、1.1122ドルへ下落し1.1130ドルで引けた。ユーロ・ポンド絡みのユーロ買いが優勢となったのち、根強いユーロ圏の金利先安感に伴うユーロ売りによって上値も限定的となった。ユーロ・円は、112円86銭から112円50銭へ下落。


ポンド・ドルは、1.3183ドルから1.3103ドルまで下落した。英国中央銀行は7年ぶりの利下げに踏み切ったほか、予想外に資産購入枠も拡大する異例の緩和策を発表。また、カーニー英国中央銀行総裁が追加緩和の可能性を示唆したため、ポンド売りは継続した。


ドル・スイスは、0.9723フランから0.9742フランへ上昇した。

《MK》

 提供:フィスコ

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