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【市況】NY株式:ダウは2ドル安、雇用統計を控えて小動き

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

4日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は2.95ドル安の18352.05、ナスダックは6.51ポイント高の5166.25で取引を終了した。英イングランド銀行の政策金利引き下げを受けて、欧州株が全面高となり買いが先行。7月の製造業や耐久財受注がマイナス成長となり、一時弱含む場面もあったが、明日の雇用統計の結果を見極めたいとの思惑から買戻しが入り、前日終値を挟んで揉みあう展開となった。セクター別では、半導体・半導体製造装置やソフトウェア・サービスが上昇する一方で保険やメディアが下落した。

モバイル決済のスクエア(SQ)は通期の売上高見通しを引き上げ、大幅上昇。深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)は決算内容が予想を上振れ、堅調推移。食品メーカーのケロッグ(K)は通期の1株利益見通しを上方修正し、買われた。一方で、旅行口コミサイトのトリップアドバイザー(TRIP)は、決算内容が嫌気され下落した。

明日の雇用統計では、非農業雇用者数が前月比18万人増、失業率は4.8%増と前月から小幅改善が予想されている。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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