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【市況】米国株見通し:明確な底打ち見極めづらい印象

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物 2161.75(-2.75) (20:00現在)
ナスダック100先物 4740.25(-4.25) (20:00現在)

20:00時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。

1日の米株式市場はまちまち。予想を下振れた7月ISM製造業景況指数や原油安が重しとなった。次第に週末の雇用統計の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まっている。ダウ平均は27.73ドル安の18404.51、ナスダックは22.06ポイント高の5184.20。

グローベックスの米株先物は小安く推移しており、NYダウで17ドル安程度を織り込んで推移している。NYダウは足元で6営業日続落と調整が続いているが、小幅な下げが続いているため、明確な底打ちが見極めづらいところ。チャート形状では連日陰線が続いているが、下ひげを残しており、押し目買い意欲も窺える。とはいえ、週末には雇用統計を控えていることもあり、手がけづらい状況は続きそうだ。

欧州市場は全般弱い値動きであり、ユーロストックは1%弱ながら、独DAXは1.5%程度、伊FTSE MIBが2%超の下落で推移するなど、全般売り優勢の展開をみせている。原油先物相場は不安定であり、利食い優勢の展開になりそうである。なお、経済指標では個人所得(6月)、個人消費支出(6月)、個人消費支出(PCE)価格コア指数(6月)が予定されている。

《KK》

 提供:フィスコ

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