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【通貨】東京為替:ドル底堅い、日本株の切り返し受け

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

1日午前の東京外為市場では、ドル・円は底堅い展開となった。日経平均株価のプラス圏への切り返しを受けた値動き。
ドル・円は、102円10銭台で寄り付いた後、日経平均の下げ幅縮小に伴い値を上げた。その後、日経平均がプラス圏に切り返したことで、ドル・円は102円68銭まで上昇。株安を懸念したリスク回避的な円買いは縮小した。目先も株価を手がかりとして取引が続く見通しだが、ランチタイムの日経平均先物はやや伸び悩む展開のため、ドルは102円半ばでの推移が続く可能性はあろう。

なお、一方、ニュージーランド財務省は、4-6月期の経済成長は「予想よりも強い」との見解を示したことで、NZドル・円は73円後半から74円19銭付近まで値を切り上げた。また、堅調の中国経済指標を受けた豪ドルの上昇も、NZドル上昇の支援要因。なお、ドル・円の値動きへの影響は限定的となった。


ここまでドル・円は102円01銭から102円65銭、ユーロ・ドルは1.1166ドルから1.1184ドル、ユーロ・円は113円96銭から114円68銭で推移した。



【要人発言】

・ダドリーNY連銀総裁

「米経済にリスク残る、利上げは慎重に検討すべき」

・安倍首相

「自民党幹事長に二階氏を充てる方針(NHK)」



【経済指標】

・中・7月製造業PMI:49.9(予想:50.0、6月:50.0)

・中・7月非製造業PMI:53.9(6月:53.7)

・中・7月財新製造業PMI:50.6(予想:48.8、6月:48.6)

《MK》

 提供:フィスコ

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