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【通貨】来週の為替相場見通し=米7月雇用統計を注視へ

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、米7月雇用統計に左右される展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=102円00~105円50銭。

 この週は、28~29日に開催された日銀金融政策決定会合の結果が市場の関心を集めたが、結局、追加緩和はETFの買い入れ額の増大にとどまった。市場では緩和規模が小粒との評価から、一時102円60銭台まで円高が進む局面があった。

 来週は8月5日に米7月雇用統計が発表される。米国の9月早期利上げ観測は後退しているが、雇用統計の内容次第で米金融政策の見通しも変わりそうだ。週初の1日には中国7月製造業PMI、米7月ISM製造業景気指数が発表されるほか、3日には米7月ADP雇用統計が公表される。来週は一時102円台まで進んだドル円相場が、円安水準に振れるかどうかが関心を集めそうだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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