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【通貨】東京為替:ドル弱含み、原油安や日本株安など複合要因で

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

6日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含む展開となった。原油価格や株価の下落など複合的な要因から、ドルは105円台を割り込んだ。ドル・円は105円後半で寄り付いた後、前日海外市場で米原油先物ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が前日の取引で一時43ドルを割り込んだほか、米国株が下落したことが嫌気され、東京市場では株安・円高に振れた。

また、神奈川県相模原市の障害者施設で19人が死亡した殺傷事件がテロとの見方が広がり、リスク回避的な円買いでドルは一時104円63銭まで値を下げた。ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続いており、ドルは午後の取引でも弱含む展開が続きそうだ。

ここまでのドル・円は104円63銭から105円79銭、ユーロ・ドルは1.0983ドルから1.0997ドル、ユーロ・円は114円97銭から116円42銭で推移した。


【要人発言】

・安倍首相
「補正予算と来年度予算を一体化して切れ目ない対応をする」
「政策効果の高い施策への重点化と歳出改革の具体化を進める」

《MK》

 提供:フィスコ

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