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【通貨】外為サマリー:1ドル107円10銭台で推移、経済対策期待でレンジ切り上げ

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=107円09銭前後と前日午後5時時点に比べ70銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=118円11銭前後と同1円20銭前後のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午前9時過ぎに107円49銭まで上昇した後は、軟化。午後2時過ぎには106円87銭まで軟化した。ただ、107円割れの水準では買いが流入し、107円台に値を戻した。「日本政府が経済対策の事業規模を20兆円超で調整している」との報道が伝わったことを受け、リスク選好のドル買い・円売りが膨らんだ。市場では10兆円規模の経済対策が予想されていただけにポジティブサプライズとなった格好だ。約1カ月半ぶりの107円台回復が、一段の上昇へとつながるかが注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1028ドル前後と前日に比べ 0.0030ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。今晩のECB理事会の結果に関心が集まっている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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