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【材料】JTが小反発、ドイツ証券は第2四半期の国内たばこ売上高を評価

 JT<2914>が4日ぶりに小反発。ドイツ証券がリポートをリリース。それによると、同社の6月の国内たばこ売上高は526億円(前年同月比0.2%増)と概ね横ばいだったと紹介。同社の6月の市場シェアは前月の60.5%、前年同期の60.2%から60.7%に上昇、正味の平均販売価格は1箱119.8円に改善し、前年同月比5.9%の堅調な伸びを示したと分析。

 また、同社の16年12月期第2四半期の国内たばこ売上高は前年同期比2.8%減の1522億円で、同証券予想の1463億円を上回ったほか、販売数量は値上げ(メビウス)後の影響が4月に想定していた以上に深刻であったことから、同証券予想を下回る427億本(同10.0%減)となったものの、市場シェアが59.7%に急回復し、正味の平均販売価格も同5.6%の堅調な伸びを示したことで販売数量へのマイナス影響が相殺され、国内売上高は同証券予想を上回ったと解説。レーティング「バイ」、目標株価5000円を継続している。
《MK》

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