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【市況】東京株式(前引け)=買い一巡後伸び悩むも続伸、任天堂関連に人気集中

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 19日前引けの日経平均株価は前週末比78円32銭高の1万6576円17銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は9億9747万株、売買代金概算は1兆4202億9000万円。値上がり銘柄数は1127、対して値下がり銘柄数は683、変わらずは157銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、米国株市場でNYダウが小幅ながら7日続伸、外国為替市場では1ドル=106円台に入る円安を背景に輸出株中心に広範囲に買いが流入した。日経平均株価は前週末まで5日続伸でこの間に1400円近い上昇をみせていたことや、取引時間中に為替が円高方向に押し戻されたこともあって、買い一巡後は伸び悩んだが、プラス圏は確保している。

 個別では任天堂<7974>が売買代金を一段と膨らませて続急騰、関連銘柄に位置付けられているイマジカ・ロボット ホールディングス<6879>、サノヤスホールディングス<7022>、ハピネット<7552>などが揃って値幅制限いっぱいまで上昇、タカラトミー<7867>も一時ストップ高を演じ、このほか第一屋製パン<2215>、マーベラス<7844>、ホシデン<6804>なども大幅高とまさに問答無用の“ポケモンGO相場”が繰り広げられている。一方、ソフトバンクグループ<9984>が大幅安、LINE<3938>も大きく値を下げ、両銘柄で値下がり率の1位と2位を占めるなど明暗を分けた。KLab<3656>、日本M&Aセンター<2127>などの下げも目立つ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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