【市況】ETF売買動向＝15日大引け、全銘柄の合計売買代金3644億円

　15日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比44.9％増の3644億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同47.3％増の3424億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> 、純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、上場インデックスファンド豪州リート <1555> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウダブルブルドルヘッジＥＴＮ <2040> が新高値。南方　ＦＴＳＥ中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> 、ｉＰａｔｈ　穀物指数連動受益証券発行信託 <2026> 、ＮＥＸＴ　　ＮＹ　ダウベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> が10.46％高、ＮＺＡＭ　ＴＯＰＩＸ <1596> が8.17％高、ｉＰａｔｈ　農産物指数連動受益証券発行信託 <2025> が7.63％高、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> が6.05％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が5.88％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> は3.78％安、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> は3.63％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が111円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2283億7800万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日の平均売買代金1929億7200万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が516億3300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が163億5900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が161億3100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が141億4900万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が34億3900万円の売買代金となった。

株探ニュース