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【材料】ガリバーがウリ気配、買取台数想定下回り17年2月期業績予想を下方修正

 ガリバーインターナショナル<7599>が寄り付きからウリ気配で推移している。13日の取引終了後、17年2月期の連結業績見通しについて、売上高を2530億円から2435億円(前期比15.9%増)へ、営業利益を108億円から76億円(同0.8%増)へ下方修正したことが嫌気されている。

 足もとで、ガリバー店舗への新車乗換層の来店数が減少したため、店舗における買取台数が想定を下回っており、さらに第2四半期以降も厳しい環境が続くと見込まれるため。また、広告宣伝費の増加や、今後予想される自動車関連市場の変化に対応するための先行費用の増加なども利益を圧迫するほか、三菱自動車<7211>、スズキ<7269>両社の燃費不正問題に伴う、中古車オークション相場下落による卸売粗利の減少も響いたという。

 同時に発表した第1四半期(3~5月)決算は、売上高661億9200万円(前年同期比31.1%増)、営業利益12億4500万円(同38.9%減)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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