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2016年07月13日10時46分

【市況】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「兜町放浪記」氏:出遅れ感が際立つ日本株

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家兜町放浪記氏(ブログ「兜町放浪記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年7月13日9時に執筆
英国の国民投票の結果によりEU離脱が決定的となった事を受けた先月24日の世界的な株安の危機からひと月もたたない日本時間今朝、取引を終えた米国株式市場で、NYダウ、S&P500種指数が揃って史上最高値を更新した。

英国のEU離脱もさることながら、金利上昇局面にあるNYダウが一気に息を吹き返し最高値に進むことを誰が予想できたであろうか。

イエレンが舵を切った米国の量的緩和終了は、米国株式市場がジャブジャブの大金融相場から本格的な業績相場への転換を迫られてきたこと意味する。数年前に異次元緩和に沸き立った東京市場が再び自信喪失の手前まで来ていた弱気な姿とは、一線を画す米国株式市場のタフネスぶりには恐れ入る。

「不景気の株高」信仰が抜け切らない、悪材料ばかり追ってしまう日本人の思考なら、好調な経済→金利上昇→円高→株安の循環が落としどころになる。金利上昇が、それだけ米国経済は堅調なのだという自信に変換するようなNYダウの高値更新を見て、ただ指をくわえているだけでは情けない。

ここ数ヶ月間、東京市場が海外市場で評価される原油相場の落ち着きには無頓着でひたすら円相場に一喜一憂することに終始してきたことで、今年の大発会(日経平均株価18951円)が年初来高値日というなんともハ?ドルの低い目標ではあるが、出遅れ修正相場に進んでおかしくない外部環境となってきたことは確かだろう。

個別株では海外で新製品「ポケモンGO」が大ヒットを予感させるセ?ルスを叩き出す任天堂<7974>、スマ?ト農業関連銘柄であり、先駆した農業総合研究所<3541>株を想起させる農業関連事業を手がけるセラク<6199>などに注目している。

※「兜町放浪記」は株式市況の解説と分析を中心に株式投資+αを目指す個人投資家向け株式ブログです。単なる上がる株・下がる株の予想屋を標榜とせず、株式投資を通じて社会全般と経済と人生を学ぶ、個人投資家に支持されるブログとなるよう日々アクティブな情報発信に励んでおります。当ブログの監視銘柄は直接「兜町放浪記」にお立ち寄りいただくことをオススメします。


執筆者名:兜町放浪記
ブログ名:兜町放浪記

《MT》

 提供:フィスコ

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