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【通貨】東京為替:ドルは堅調、日本株の強含み受け103円前後で推移

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

12日午前の東京外為市場では、ドル・円は堅調地合いとなった。日経平均株価の強含みを受け、103円台で推移した。



ドル・円は102円70銭台で寄り付いた後、日経平均の500円超高となる大幅続伸を受け上昇基調となり、103円台を回復。株高を意識したドル買いは続き、一時
103円29銭まで値を切り上げた。その後は日経平均が上げ幅を縮小したため、ドルは103円付近で推移した。



今日もアジア市場では日本株の値動きに振らされる展開となっており、ランチタイムの日経平均先物は上昇一服となっていることから、ドルは午後の取引で103円付近での推移が続きそうだ。ある市場筋は「前週まで強まっていたリスク回避的な円買いの巻き戻しがみられる」としながらも、「米雇用統計は強い内容だったが利上げに観測にはつながっておらず、ドル買いはそれほど長続きしないのではないか」と指摘する。


ここまでは、ドル・円は102円45銭から103円29銭、ユーロ・ドルは1.1052ドルから1.1082ドル、ユーロ・円は113円29銭から114円23銭で推移した。

【要人発言】
・メスター米クリーブランド連銀総裁
「金融の安定をFRBの第3の責務とすべきではない」



【経済指標】
・6月企業物価指数:前年比-4.2%(予想:-4.2%、5月:-4.2%)

《MK》

 提供:フィスコ

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