【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ファミリーM、島忠、プレナス (7月8日発表分)
明光ネット <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月7日から8日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 明光ネット <4668>
16年8月期の連結経常利益を従来予想の29.9億円→22.1億円(前期は38億円)に26.0%下方修正し、減益率が21.4%減→41.8%減に拡大する見通しとなった。
▲No.2 ワキタ <8125>
17年2月期の連結経常利益を従来予想の66億円→54億円(前期は69億円)に18.2%下方修正し、減益率が4.4%減→21.8%減に拡大する見通しとなった。
▲No.3 SI <3826>
17年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比52.0%減の7300万円に大きく落ち込み、3-8月期(上期)計画の2億5000万円に対する進捗率は29.2%にとどまり、5年平均の38.6%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4668> 明光ネット 東1 -11.54 7/ 8 3Q -57.12
<8125> ワキタ 東1 -7.97 7/ 8 1Q -30.79
<3826> SI 東1 -7.74 7/ 8 1Q -51.97
<3194> キリン堂HD 東1 -7.05 7/ 8 1Q -28.72
<9945> プレナス 東1 -6.80 7/ 8 1Q -43.25
<8184> 島忠 東1 -4.08 7/ 8 3Q -3.52
<3244> サムティ 東1 -4.03 7/ 8 上期 -21.53
<8185> チヨダ 東1 -1.88 7/ 8 1Q -14.36
<8028> ファミリーM 東1 -1.42 7/ 8 1Q -2.41
<8519> ポケットC 東1 -1.02 7/ 8 1Q -23.32
<7601> ポプラ 東1 -0.61 7/ 8 1Q 赤拡
<3396> フェリシモ 東1 -0.58 7/ 8 1Q 赤転
<9993> ヤマザワ 東1 -0.36 7/ 8 1Q -8.07
<8127> ヤマトインタ 東1 -0.26 7/ 8 3Q 8.14
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース