【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月11日記)
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
日経平均株価は、寄り付き値が下放れて始まる場合、弱気の流れを再確認するため、本日の価格が下げの流れを継続して、6月24日の安値1万4864円以下へ下げる公算が大きくなります。
寄り付き値で本日の価格が上放れる場合、8日の安値1万5106円が押し目底になる可能性を残します。強気の展開になるなら、寄り付きからすぐに上昇の流れになると考えられます。
現在は、底値を確認する作業の途中です。本日の価格が下げて、6月24日の1万4864円を割れる動きとなっても、1万4864円以下で推移する日柄はそんなに長くならないと見ています。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。
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