市場ニュース

戻る
 

【通貨】欧州為替:メキシコペソは買い一服、中銀は4カ月ぶり利上げ

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

 英国の欧州連合(EU)離脱を受け、メキシコペソは1ドル=19ペソ台まで大きく下落していたが、メキシコ中銀が6月30日に政策金利を0.5%引き上げ4.25%とすることを決め、一時18.20ペソ付近まで急反発。その後、ペソ買いは一服となっている。メキシコ中銀総裁は「米金融政策に受動的に追随できない」との見解を示しており、目先も通貨安と物価上昇を抑制する方針のようだ。利上げは今年2月以来、4カ月ぶり。


 1日の欧州市場では、英国の政局不透明感、8月利下げ観測を受けてポンド売りが優勢になっており、ポンド・ドルは1.3324ドルから1.3265ドルまで下落している。


 ドル・円は102円47銭から102円65銭、ユーロ・ドルは1.1101ドルから1.1115ドル、ユーロ・円は113円74銭から114円03銭で推移。

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均