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【市況】11時時点の日経平均は大幅に3日続伸、決算発表のDCMやenishが上昇率上位

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は15570.64円(前日比247.50円高)で推移している。28日の海外市場では英国の欧州連合(EU)離脱による懸念が一服し、NYダウは269ドル高となった。こうした流れを受けて日経平均は200円高と15500円台を回復してスタートしたが、朝方に開催された政府・日銀の緊急会合で目新しい材料が観測されなかったことから、為替相場がやや円高に振れるとともに日経平均も伸び悩む場面があった。しかし、前場後半に差しかかり先物に大口の買いが入ったことで、日経平均は再び上げ幅を拡大している。

個別では、トヨタ自<7203>が3%近い上昇となっているほか、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、ソフトバンクグ<9984>など売買代金上位は全般堅調。ソニー<6758>や東エレク<8035>が3%超、村田製<6981>が4%超の上昇に。東京海上<8766>は6%高と上げ目立つ。また、前日に決算発表したDCM<3050>が10%高と急伸し、山一電機<6941>やenish<3667>などとともに東証1部上昇率上位となっている。一方、創業家による合併反対を受けて出光興産<5019>が7%超の下落となっており、昭和シェル<5002>もマイナスで推移している。第1四半期決算がネガティブ視されたJフロント<3086>は5%超の下落。また、有機EL関連として買われていたVテク<7717>が急反落し、東証1部下落率トップとなっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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