【市況】ETF売買動向＝29日寄り付き、日経レバの売買代金は210億円と低調

　29日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比5.4％減の339億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同0.7％減の311億円となっている。

　個別ではｉＰａｔｈ　穀物指数連動受益証券発行信託 <2026> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が9.09％高、上場中国Ａ株パンダ <1322> が5.42％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.88％高、ｉシェアーズ　米国超大型株ＥＴＦ（Ｓ＆Ｐ100) <1587> が4.59％高、ＥＴＦＳ　とうもろこし上場投資信託 <1696> が4.07％高と大幅な上昇。

　一方、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> は11.59％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.12％安、国際のＥＴＦＶＩＸ中期先物指数 <1561> は3.47％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が169円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金210億3000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均246億7500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が45億9000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が15億6800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が15億2200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が10億6700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が2億9700万円の売買代金となっている。

株探ニュース