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【市況】日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反落、ファーストリテなど構成銘柄が軒並み大幅安

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

24日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりなし、値下がり225銘柄、変わらずなしとなった。

日経平均は大幅反落。23日の欧米市場で英国の欧州連合(EU)残留に楽観的な見方が広がった流れを受けて、日経平均は95円高からスタートしたが、寄り付き後は開票速報を睨みながらの展開となった。前引け後に離脱派が優勢と伝わると、為替市場で一時1ドル=100円割れまで円が急伸した。後場に入ると英主要メディアが離脱派勝利と次々に報じ、日経225先物は一時サーキットブレーカーが発動されるまで急落。日経平均も1374円安まで下げ幅を広げ、取引時間中としては14年10月以来の安値を付ける場面があった。

大引けの日経平均は前日比1286.33円安の14952.02円となった。東証1部の売買高は36億2328万株、売買代金は3兆3383億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、保険業が10%安、証券が9%安、鉱業、その他金融業、輸送用機器などが8%超安となった。

値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり、1銘柄で日経平均を約119円押し下げた。同社が10.4%安となったほか、トヨタ<7203>が8.7%安、ソフトバンクG<9984>が9.4%安と主力株が軒並み大幅安となった。日経平均構成銘柄の下落率トップは板硝子<5202>で18.6%安、同2位はシャープ<6753>で16.5%安だった。板硝子のように、英国のEU離脱による影響が特に大きいとの懸念が広がった銘柄が大きく売られた。シャープは東証2部への指定変更が発表された。日経平均を構成する全225銘柄がマイナスとなる全面安の展開だった。


*15:00現在


日経平均株価  14952.02(-1286.33)

値上がり銘柄数  0(寄与度+0.00)
値下がり銘柄数 225(寄与度-1286.33)
変わらず銘柄数  0

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(なし)

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 26295 -3045 -119.44
<9984> ソフトバンクG 5505 -571 -67.19
<9433> KDDI 2867 -226 -53.19
<6954> ファナック 15500 -1105 -43.34
<6971> 京セラ 4718 -455 -35.69
<6367> ダイキン 8135 -787 -30.87
<4324> 電通 4725 -675 -26.48
<6762> TDK 5700 -640 -25.10
<4543> テルモ 4140 -300 -23.53
<9735> セコム 7183 -589 -23.10
<4503> アステラス薬 1496 -117 -22.95
<6988> 日東電 6019 -522 -20.47
<8035> 東エレク 7580 -502 -19.69
<7203> トヨタ 5240 -497 -19.49
<4507> 塩野義 5253 -488 -19.14
<4523> エーザイ 5409 -480 -18.83
<7267> ホンダ 2535.5 -230 -18.04
<9613> NTTデータ 4595 -425 -16.67
<4063> 信越化 5707 -407 -15.96
<6902> デンソー 3431 -352 -13.81

《NH》

 提供:フィスコ

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