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【市況】11時時点の日経平均は反発、シャープが東証1部上昇率上位にランクイン

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は16123.23円(前日比57.51円高)で推移している。22日の米国市場でNYダウは48ドル安となった。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る国民投票の行方を見極めたいとする模様眺めムードが高まっているが、一方でEU残留が優勢との世論調査が伝わっていることもあり、日経平均は32円高からスタートすると一時16162.13円(同96.41円高)まで上昇する場面があった。ただ、ここまでの売買代金は概算で5700億円と積極的な売買は依然手控えられている。

個別では、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ホンダ<7267>などがしっかり。ファーストリテ<9983>が3%高で推移しており、指数をけん引している。6月既存店売上高の伸びが好感されたニトリHD<9843>は5%超の上昇。また、追加リストラ実施への思惑などからシャープ<6753>が急伸し、エイチーム<3662>、日新電<6641>などとともに東証1部上昇率上位となっている。一方、KDDI<9433>、キーエンス<6861>、味の素<2802>、JT<2914>、アステラス薬<4503>などが軟調。投資評価引き下げが観測されたOLC<4661>は2%安で推移している。また、gumi<3903>、パイプドHD<3919>、フォーカス<4662>などが東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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