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【市況】今週の【JASDAQ市場】6月13~17日『個人投資家のマインド冷え込み、右肩下がりの下落に』

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

【テーマ株など幅広い銘柄に売り、日経平均の下落に連れ下げ幅広げる】13日(月)

■概況■2523.85、-36.31
13日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が反落、J-Stock IndexとJASDAQ-TOP20は続落となった。値上がり:89銘柄、値下がり:547銘柄、変わらず:40銘柄。JASDAQ平均は日経平均の下落に連れ下げ幅を拡大する展開となり、終値としては約2ヶ月ぶりに25日線を下回った。材料株の一角に物色が集中する一方、テーマ株を中心に幅広い銘柄で直近の上昇に対する利益確定売りが優勢となった。


◆注目銘柄◆
セプテーニHD<4293>、サン電子<6736>、カルナバイオ<4572>、クルーズ<2138>、平田機工<6258>などが下落。また、ショーエイコー<9385>、FVC<8462>、アルファクス<3814>などが大きく売られた。アルファクスは前週末に信用規制解除とLINE<3938>関連物色でストップ高となっていたが、LINEの上場発表で材料出尽くし感が広がったようだ。一方、売買代金トップの日本ラッド<4736>や、前週末に業績予想の修正を発表した日本テレホン<9425>がストップ高。東証1部への市場変更を発表したノジマ<7419>や、ソフトフロント<2321>、クロスキャット<2307>も急伸。その他では、マクドナルド<2702>が小高いほか、メディシノバ<4875>、エヌアイデイ<2349>、チエル<3933>などが上昇した。


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【中小型株に売り圧力、2/12以来の下げ幅に】14日(火)

■概況■2464.14、-59.71
14日(火)のJASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに続落となった。値上がり:82銘柄、値下がり:577銘柄、変わらず:40銘柄。JASDAQ平均は小安くスタートした後に下げ幅を広げていく展開になる。引けにかけても下げ幅を広げる形に。下げ幅は2月12日以来の高水準に。日経平均の軟弱地合いも響く格好になったが、本日はマザーズ指数が10%超の下落になるなど、新興市場に個人投資家の手仕舞い売りが集まった。


◆注目銘柄◆
アイレックス<6944>が急伸、NTTドコモ<9437>が新技術開発との報道で思惑強まる。日本テレホン<9425>は今期業績見通しが好感されてストップ高。プロパスト<3236>は上方修正が好感され、シンバイオ製薬<4582>は自己疼痛管理用医薬品の第III相臨床試験開始が材料視されて買われる。新日建物<8893>も後場から急伸。半面、日本ラッド<4736>が急反落となったほか、FVC<8462>、アルファクス<3814>などは大幅続落。ラクオリア創薬<4579>、カルナバイオ<4572>などバイオ関連も売られ、アクモス<6888>、ドーン<2303>、トレイダーズ<8704>などのテーマ関連株も全般安い。JASDAQ-TOP20では、田中化研<4080>、ザイン<6769>、フェローテック<6890>などがきつい下げ。


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【地合いの落ち着きで押し目買いが優勢に】15日(水)

■概況■2471.97、+7.83
15日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに反発となった。値上がり:367銘柄、値下がり:234銘柄、変わらず:87銘柄。JASDAQ平均は安寄り後に切り返す展開となった。日経平均が下げ止まったほか、前日に急落したマザーズ指数なども早い段階で切り返し、安心感が強まっていった。前日に大きく売り込まれた銘柄などに押し目買いの動きが広がる形となった。


◆注目銘柄◆
ここまで大きく調整してきたアクサスホールディン<3536>が急伸。クロスキャット<2307>は人工知能関連として物色が続き、ドーン<2303>などのテーマ関連の一角も大幅高。ソフトフロント<2321>は引き続きOak<3113>と電通<4324>の提携を材料視。セルシード<7776>、トレイダーズ<8704>なども高い。半面、シンバイオ製薬<4582>、日本テレホン<9425>は利食い売りに反落。3Dマトリック<7777>やメガネスーパ<3318>などは決算内容が嫌気される。JASDAQ-TOP20では、フェローテック<6890>、ユビキタス<3858>、インフォコム<4348>などがしっかり。一方、ベクター<2656>がさえない。


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【個人投資家のマインド冷え込み、右肩下がりの下落に】16日(木)

■概況■2407.57、-64.40
16日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに反落となった。値上がり:58銘柄、値下がり:589銘柄、変わらず:34銘柄。JASDAQ平均は小安くスタートした後、引けにかけて右肩下がりの動きとなっていった。下げ幅は一昨日の水準も上回る形に。日経平均の大幅安を受けて、個人投資家のマインドも冷え込み、幅広く手仕舞い売りの動きが優勢になった。


◆注目銘柄◆
アジアゲートH<1783>、アドアーズ<4712>など低位株の一角が上昇、インフォコム<4348>なども強い動きとなる。半面、日本ラッド<4736>は信用取引に関する臨時措置強化が重しで急落。チエル<3933>、FVC<8462>、アイサンテクノ<4667>などテーマ関連株も軟調で、シンバイオ製薬<4582>、ラクオリア創薬<4579>、DWTI<4576>などのバイオ関連株も下げる。JASDAQ-TOP20では、インフォコムがプラス圏の一方、メイコー<6787>、メッセージ<2400>、ザイン<6769>などがきつい下げ。


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【上げ幅縮める、相対的に新興市場は上値重い】17日(金)

■概況■2415.25、+7.68
17日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20が反発、J-Stock Indexは続落となった。値上がり:392銘柄、値下がり201銘柄、変わらず:81銘柄。JASDAQ平均は朝方の買い一巡後に伸び悩み、その後は上げ幅を縮めていく動きとなった。マザーズ指数はマイナスに転じるなど、日経平均が反発となる中で、新興市場は上値の重さが目立つ形に。全般的に、高寄り後に伸び悩むテーマ株などが目立った。


◆注目銘柄◆
やまみ<2820>が新規上場、公開価格を上回る初値をつけたが、その後は伸び悩んだ。石井工研<6314>、アクモス<6888>などのドローン関連、プロルート<8256>、アパマンショップ<8889>などの民泊関連で強い動きが目立つ。ソフトフロント<2321>が急伸で、FVC<8462>も大幅反発。半面、アクサスホールディン<3536>、クロスキャット<2307>などは利食い売りに押され、チエル<3933>も軟調。JASDAQ-TOP20では、メイコー<6787>、フェローテック<6890>、メッセージ<2400>、ザイン<6769>などが買い優勢。一方、インフォコム<4348>、田中化研<4080>がさえない。


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《TM》

 提供:フィスコ

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