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【通貨】東京為替:ドル105円割れ、2014年9月以来

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

16日午前の東京外為市場では、ドル・円は105円を割り込んだ。日銀の金融政策決定会合で追加金融緩和が先送りされたことを受けた値動き。


日銀は2日間の金融政策決定会合で、現行の金融政策維持を賛成多数で決定した。これを受け、リスクオフの円買いに振れているもよう。ドル・円は104円53銭まで下落。2014年9月以来の安値水準。


ただ、日銀の緩和先送りは想定内だったほか、ランチタイムの日経平均先物は下げ止まっていることから、ドルの下値警戒感は強まっているもののドル売り・円買いはいったん収束した可能性はあろう。


ここまではドル・円は104円53銭から106円03銭、ユーロ・ドルは1.1256ドルから1.1285ドル、ユーロ・円は117円85銭から119円44銭で推移。

【経済指標】
・NZ・1-3月期GDP:前期比+0.7%(予想:+0.5%、10-12月期:+0.9%)
・豪・5月失業率:5.7%(予想:5.7%、4月:5.7%)
・豪・5月雇用者数増減:+1.79万人(予想:+1.5万人、4月:+800人←+1.08万人)

【要人発言】
・菅官房長官
「為替の投機的な動きが継続することを、緊張感もって注視し、必要なら対応する」

《TY》

 提供:フィスコ

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