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【材料】日本製紙が買われる、世界3位の紙容器事業買収を材料視

 日本製紙<3863>が買い優勢で始まった。16日付の日本経済新聞が「(同社)は米林業大手のウェアーハウザー(ワシントン州)から紙容器事業を約300億円で買収する」と報じており、これを材料視する動き。製紙メーカーは国内の需要先細りとなるなかで世界展開に活路を見いだす必要性に迫られている。記事は「紙容器事業の売上高は約400億円で世界3位の規模。国内の紙パルプ市場は印刷・情報用紙を中心に縮小傾向が続く。日本製紙は牛乳パックなど紙容器の紙を製造する拠点を米国に持つことで北米市場を開拓する」と伝えており、これによる業容拡大期待が買いに反映された。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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