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【市況】11時時点の日経平均は続落、評価引き下げ観測の住友鉱が東証1部下落率トップ

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は16563.95円(前日比104.46円安)で推移している。9日の米国株式市場は原油安を受けて利益確定売り優勢となり、NYダウは19ドル安となった。先物・オプションSQ(特別清算指数)に絡んだ商いは若干の買い越しだったとみられている。日経平均は30円安からスタートすると、寄り付き後に一時16522.48円(同145.93円安)まで下落する場面があった。ただ、足元で為替相場が1ドル=107.10円前後で落ち着きを見せていることもあり、売り一巡後の日経平均は16500円台後半で推移している。

個別では、ソフトバンクグ<9984>、KDDI<9433>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ファナック<6954>などが軟調。JR東<9020>や7&iHD<3382>は2%安で推移している。また、一部証券会社による投資評価引き下げが観測されている住友鉱<5713>や、GMOPG<3769>、DOWA<5714>などが東証1部下落率上位となっている。一方、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、塩野義薬<4507>、東エレク<8035>、テルモ<4543>などがしっかり。ソニー<6758>や花王<4452>は小幅高。また、エアバッグ代替需要への期待感が高まっている芦森工<3526>や、サンケン電<6707>、M&Aキャピ<6080>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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