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2016年06月09日16時46分

【市況】フィンテック、ブロックチェーン等の関連銘柄の一角に動意【クロージング】

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

9日の日経平均は反落。162.51円安の16668.41円(出来高概算16億8000万株)で取引を終えた。米株高や原油先物相場の上昇が下支えとして意識される半面、円相場は1ドル106円台での推移と円高が重石になった。また、4月の機械受注統計は前月比11.0%減と予想を大きく下回ったことを受けて売り先行で始まった。一時16600円を割り込み、大引けにかけてはやや下げ幅を縮めているが、結局日経平均は3ケタの下落で前日の上昇部分を帳消しにしている。

日経平均は価格帯別出来高で商いが膨れている16800-17000円レベルを捉えることができなかったが、想定内といったところであろう。目先は下値を固めつつ出来高のカベの突破を見極めたいところであろう。もっとも、先物オプションSQが通過したとしても、アク抜けは期待しづらい。欧州連合(EU)残留・離脱を問う英国の国民投票が23日に迫るなか、積極的な売買は手控えられるだろう。

物色の流れとしてはフィンテック、ブロックチェーン等の関連銘柄の一角に動意がみられている。FRBと世界銀行、国際通貨基金(IMF)がワシントンで1-3日に開催した金融部門の政策課題に関する年次国際会議。今年のテーマは、フィンテックが中心。また、初日の議論は、ビットコインの取引を支えるブロックチェーン技術とその展望に費やされたと伝えている。フィンテック関連などは足元で調整が続いており、出遅れ感も意識されやすく、明日以降も関心が集まりそうである。

《AK》

 提供:フィスコ

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