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【特集】プレサンス Research Memo(2):ファミリーマンション販売が主力、環境性に富む立地で自社ブランド販売

プレサンス <日足> 「株探」多機能チャートより

■プレサンスコーポレーション<3254>の事業概要

売上高の56.8%を占めるのが「ファミリーマンション販売」である。住戸専用面積で50~100平方メートル、主要駅より徒歩10分圏内で環境性に富む立地に建設され、「プレサンス ロジェ」などのブランドで販売される。販売は子会社の(株)プレサンス住販が担当する。次に大きいセグメントが創業からの中核事業である「ワンルームマンション販売」であり、売上高の27.8%である。住戸専用面積で20~50平方メートル、都心の主要駅より徒歩5分圏内で利便性に富む立地に建設され、「プレサンス」ブランドで販売される。ワンルームマンションは資産運用を目的に購入されるものであり、主に高給与所得者・富裕層などがターゲット顧客である。「一棟販売」は自社開発したマンションの卸売販売であり、全体の6.2%である。「その他事業」には自社開発した物件の賃貸事業が含まれ、4.1%の売上構成である。地域別に見ると、全国で2,512戸(2015年)供給された中、近畿圏で1,669戸と大半を占め、東海・中京圏で695戸、その他の地域が148戸である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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