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【材料】三井化学、国内大手証券は総合化学のコア銘柄と評価

三井化学 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三井化学<4183>が反落。現在は今日の安値圏で推移している。

 国内大手証券では、17年3月期は総合化学メーカーにとって供給増から生じる原油反転、円高、中国経済の伸び悩み、スマホやテレビ需要の伸び悩みなど、事業環境に逆風が多いと指摘。同社はPPコンパウンド、機能樹脂(エラストマーや機能性ポリマー)などのモビリティ、おむつ用PPスパンボンドやコーティングを含むメガネレンズといったヘルスケアなど強い製品を持つ上に、ウレタン原料TDIの事業見直し効果などで営業増益が見込める点は評価できると解説。

 総合化学のコア銘柄として評価し、レーティング「バイ」を継続。目標株価は515円から500円に調整している。
《MK》

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