市場ニュース

戻る
 

【材料】シスメックスが3日ぶり反発、肝臓がん再発を高精度で診断できる技術開発と報じられる

シスメックス <日足> 「株探」多機能チャートより
 シスメックス<6869>が3日ぶりに反発している。きょう付の日本経済新聞で、「国立がん研究センター(東京・中央)と共同で肝臓がんを高精度で診断できる技術を開発した」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。

 記事によると、肝臓がんは手術から5年以内の再発率が7~8割とされ、胃がんや肺がんと比べて死亡率が高いが、今回の技術を活用すれば、肝臓がんが再発したかどうかが簡単な血液検査で70%という世界最高水準の精度で分かるという。国立がん研究センターで肝臓がん患者らを対象に今後、評価試験を進めて製品化を急ぐとしており、早期の業績寄与へ期待が持たれているようだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均