市場ニュース

戻る
 

【通貨】NY為替:ドル・円は112円39銭、米FRB高官が4月追加利上げの可能性に言及、ドル続伸


 23日のニューヨーク外為市場でド ル・円は、112円91銭まで上昇後、112円34銭へ反落し、112円39銭で引けた。米国の2月新築住宅販売件数が予想を上回ったこと、米セントルイス連銀のブラード総裁も4月の利上げの可能性に言及したためドル買いに拍車がかかった。その後、株式相場、原油価格が下落幅を拡大したことで伸び悩んだ。


 ユーロ・ドルは、1.1196ドルから1.1160ドルへ下落し1.1182ドルで引けた。ドイツの主要経済研究所が2016年の国内総生産(GDP)や消費者物価指数(CPI)見通しを引き下げたこと。また、欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事の発言「いつでも金利を下げることが可能」でユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、126円25銭から125円60銭へ下落した。


 ポンド・ドルは、1.4187ドルから1.4083ドルへ下落。英国のEU離脱を警戒したポンド売りが継続した。ドル・スイスは、0.9728フランへ下落後、0.9766フランへ反発した。

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均