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【市況】日経平均は5日ぶり大幅反発、米株高や円高一服で17000円台回復(訂正)/相場概況


下記のとおり修正します。
(誤)日本オラクル<4716>は9%高
(正)日本オラクル<4716>は10%高

日経平均は5日ぶり大幅反発。21日の米国市場では、利上げ観測の後退や堅調な原油相場が引き続き好感され、NYダウは7日続伸となった。為替相場も1ドル=112円台まで円安方向に振れ、本日の日経平均は212円高と大幅反発してスタートした。寄り付き後も上げ幅を拡大し、朝方に17107.80円(前週末比382.99円高)まで上昇する場面があった。買い戻しが一巡すると上値の重い展開となり、後場には一時126円高まで上げ幅を縮めた。ただ、大引けにかけて再び強含み、節目の17000円を回復して本日の取引を終えた。

大引けの日経平均は前週末比323.74円高の17048.55円となった。東証1部の売買高は20億1411万株、売買代金は2兆1784億円だった。業種別では、その他製品や精密機械が3%超上昇したほか、医薬品、海運業が上昇率上位だった。一方、下落したのは鉱業のみだった。

個別では、トヨタ自<7203>が買われ3%を超える上昇となったほか、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>、日産自<7201>などが堅調。ソフトバンクグ<9984>は小幅高となったが、KDDI<9433>、NTT<9432>、NTTドコモ<9437>といったその他通信大手はいずれも3%超上昇した。スマートフォンアプリ「Miitomo」の順調スタートが評価された任天堂<7974>は8%高、前週末に決算発表した日本オラクル<4716>は10%高と急伸。また、GMOクラ<3788>、北陸電工<1930>、ユアテック<1934>などが東証1部上昇率上位となった。一方、売買代金上位ではみずほ<8411>、キヤノン<7751>、パナソニック<6752>がマイナスで取引を終えた。台湾・鴻海精密工業が出資減額を要求していると報じられたシャープ<6753>は6%超の下落に。また、クラリオン<6796>、GMB<7214>、ミタチ<3321>などが東証1部下落率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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