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【通貨】外為サマリー:1ドル111円50銭台へ値戻す、円売り介入への警戒感も

 18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=111円56銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭前後のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=126円19銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午前10時過ぎに110円83銭まで下落したが、111円割れの水準ではドル買い・円売りが流入し、午後2時50分過ぎには111円58銭まで値を戻した。市場では「110円台では政府・日銀による円売り介入が警戒されている」(アナリスト)という。14年10月末以来、1年4カ月ぶりの円高水準に振れたことから「110円ラインの維持は正念場」(同)との見方もあり、110円を割り込めば円高が一段と加速する可能性も指摘されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1306ドル前後と前日に比べ 0.0040ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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