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【市況】国内大手証券、タイヤセクターは市販用タイヤ需要の拡大に期待が高まると指摘

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券のタイヤセクターのリポートでは、2月の米国のガソリン推定小売量は前年同月比で4%増で、2カ月ぶりのプラス転換と指摘。1月の確定値の同1%減からも改善したとみて、足もとのガソリン価格は低位安定で、ガソリン小売量との相関性の高い市販用タイヤ需要の拡大に期待が高まると解説。

 3月のタイヤの小売価格は、2月中旬に対して横ばいのブランド数の方が多い状況とみて、同期間の原材料価格は大底を打っているものの依然低水準なため、価格スプレッドに対する過度な懸念は不要と分析。

 個別では、ブリヂストン<5108>と住友ゴム工業<5110>の「オーバーウエート」を継続している。
《MK》

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