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【市況】東京株式(寄り付き)=円高警戒も買い優勢で始まる

 17日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比133円高の1万7107円と反発。

 注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが見送られるとともに、今後の利上げペースの鈍化見通しを背景に1ドル=112円台後半までドルが買われるなどドル安・円高が進行。しかし全般は買いが優勢となった。前日の米国株市場ではNYダウが4日続伸し今年の高値を更新した。日経平均は前日までの2日間で260円弱の調整を入れたが、東証1部の騰落レシオは114%台と依然として過熱領域に近い水準で高止まりしており、テクニカル的に積極的な買いを誘発する水準にはないものの、政策期待から下値を売り込む動きも限定的だ。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種前後が高く、値上がり上位に鉄鋼、鉱業、精密機器、石油、紙パルプなど。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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