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【市況】NY株式:ダウは218ドル高、ECBによる追加緩和策を好感


 

11日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は218.18ドル高の17213.31、ナスダックは86.31ポイント高の4748.47で取引を終了した。欧州中央銀行(ECB)による昨日の追加緩和策の発表を受けて、アジア・欧州株が全面高となり、米国株にも買いが先行。国際エネルギー機関(IEA)が原油相場の底打ちを指摘したことで原油相場が一時39ドルを超す上昇となったことも好感され、終日堅調推移となった。セクター別では家庭用品・パーソナル用品を除いて全面高となり、銀行や保険の上昇が目立った。

原油相場の上昇を受けてサウスウエスタン・エナジー(SWN)やデボン・エナジー(DVN)などエネルギー関連会社が大幅上昇。また、モルガン・スタンレー(MS)やゴールドマンサックス(GS)などの金融関連企業も堅調推移となった。検索サイトのヤフー(YHOO)は北米アイスホッケーリーグ(NHL)と提携し、生中継される試合を無料配信することを発表し、上昇。石油メジャーのシェブロン(CVX)はゴールドマンサックスによる投資判断引き上げを受け、買われた。

オバマ大統領のキューバ訪問に先駆けて、通信大手のAT&T(T)、高級ホテルのマリオット・インターナショナル(MAR)、スターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイド(HOT)はキューバ政府との交渉を完了する準備を進めている。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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