【通貨】3月11日のＮＹ為替概況

　11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円34銭へ下落後、113円83銭まで上昇し113円80銭で引けた。米2月輸入物価指数の下落幅が縮小したことを受けた債券利回りの上昇に伴うドル買い、欧州中央銀行による大規模な追加緩和や原油価格の底入れ期待にリスク選好の円売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1087ドルから1.1193ドルへ上昇し1.1160ドルで引けた。ユーロ・円は、126円15銭から127円29銭へ上昇。

ポンド・ドルは、1.4280ドルから1.4437ドルへ上昇した。

ドル・スイスは、0.9873フランから0.9803フランへ下落した。



[経済指標]

・米・2月輸入物価指数：前月比-0.3％（予想：-0.7％、1月：-1.0％←-1.1％）

《KY》

　提供：フィスコ