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【市況】日経平均は213円安、東証1部値上がりは490銘柄、値下がりは1288銘柄


 


09時45分時点の日経平均は前日比213.23円安の16639.12円。10日の米国市場は、欧州中央銀行(ECB)が追加緩和策を発表し、買いが先行。ドラギECB総裁が更なる金融緩和を想定していないと発言したことや、軟調な原油相場が嫌気され、午後にかけて上げ幅を縮小し下落に転じた。引けにかけて緩やかに下げ幅を縮小したものの上値の重い展開となり、NYダウは5.23ドル安の16995.13ドルで引けた。

シカゴ225先物清算値は大阪比165円安の16545円となり、日経平均はさや寄せの格好から前日比242.17円安の16610.18円でスタート。寄り付き後は売りが先行し16600円水準でもみ合ったが、一時16700円近辺まで下げ幅を縮めている。なお、SQ概算値は市場推計で16586.95円。為替市場では、一瞬円高が進行したもののやや戻し、ドル・円が113円20銭台、ユーロ・円が126円50銭台で推移。

業種別では、鉱業が3%超安で下落率トップ。また、機械、保険、ゴム製品、非鉄金属、食料品、精密機器、輸送用機器、石油・石炭などがしっかり。一方、銀行、鉄鋼がプラスに転じている。

東証1部の騰落状況は値上がり490銘柄、値下がり1288銘柄。値上がり率上位銘柄は、PD<4587>、市光工<7244>、ディップ<2379>、シーイーシー<9692>、シーズHD<4924>など。値下がり率上位は、高島屋<8233>、千代インテ<6915>、新晃工<6458>、ラウンドワン<4680>、応用地質<9755>など。

【東証一部の騰落状況】
値上がり数 490
値下がり数 1288
変わらず 164
値付率 99.9%

《SY》

 提供:フィスコ

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