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【市況】NY金:続伸で1270.70ドル、FRB早期利上げ難しいとの見方から買い優勢か


 NY金は続伸(COMEX金4月限終値:1270.70↑12.50)。1250.10ドルまで下落した後、1280.70ドルまで上昇した。この日発表の米国の2月雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を上回る24.2万人増だったことを受けて、連邦準備理事会(FRB)の年内追加利上げ観測が再燃してドル高となり、金は売りが先行した。



 しかし、2月平均時給が前月比マイナスだったことで、早期利上げは難しいとの見方が広がり、ドルも反落したことから、金は買いが優勢になったもよう。ただ、米株も上昇に転じたため、金はその後上昇幅を縮小したとみられる。

《KK》

 提供:フィスコ

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