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【市況】11時時点の日経平均は4日ぶり反落、KDDIやNTTドコモの下げ目立つ


11時00分現在の日経平均株価は16890.10円(前日比70.06円安)で推移している。3日の米国市場で、NYダウは引けにかけて上昇に転じ、44ドル高で取引を終えた。ただ、軟調な米経済指標を受けて為替相場は円高方向に振れ、シカゴ日経225先物清算値も16845円だったことから、日経平均は前日までの上昇に対する利益確定売りが先行して32円安でスタートした。寄り付き後に一時16861.38円(前日比98.78円安)まで下落したが、その後は16900円を挟んだもみ合いが続いており、前日終値近辺まで下げ渋る場面も見られた。

個別では、三井住友<8316>、みずほ<8411>、ソフトバンクグ<9984>、小野薬<4528>、日産自<7201>などが軟調。NTT<9432>が3%超、KDDI<9433>やNTTドコモ<9437>が4%超の下落と下げ目立つ。また、今期業績予想を下方修正した大阪チタ<5726>、前日決算発表したくら<2695>が急落し、トリドール<3397>、日テレHD<9404>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、三菱UFJ<8306>、富士重<7270>、三菱商事<8058>、ソニー<6758>、マツダ<7261>などが堅調。アルプス電<6770>、村田製<6981>など電子部品関連の上げ目立つ。シャープ<6753>は9%超の上昇に。また、住江織<3501>、マネパG<8732>、日工営<1954>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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