市場ニュース

戻る
 

【材料】ファナック、米系大手証券は競争力不変と評価も17年3月期以降はFA事業サイクル悪化が続くと予想

 ファナック<6954>が続落。一時、プラス圏で推移する場面があったものの、買い一巡後は売られる展開。やや下げ渋って前場の取引を終了している。

 JPモルガン証券では、16年3月期は主力のFA事業が大幅減少し、ロボットは好調も、スマホ特需が剥がれたロボマシンの利益減を相殺するには荷が重いと指摘。17年3月期以降は主力のFA事業のサイクル悪化局面が続くと予想し、ロボマシン事業も減少すると解説。次のサイクルでは、中国のNC化率上昇、中長期的にはアジア、アフリカ等に期待し、抜群の商品・メンテナンス体制と固定費コントロールによる高い利益率が魅力、競争力は不変と評価。

 レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を2万円から1万6000円に引き下げている。
《MK》

株探ニュース



株探からのお知らせ

    日経平均