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【特集】ネクステージ Research Memo(6):積極的に劣化部品を交換、品質向上で安心・安全を高める


■事業概要

(4)仕入れと品質改善

中古車販売は、仕入れが売れ行きの8割方を決めると言われる。ネクステージ<3186>は、販売店舗で売りやすく、年式が新しい走行距離の少ない無事故の高品質商品の仕入れに努めている。車両価格が100万円以上の高年式車を選ぶ客層は、付随商品やサービスを購入する割合が多く、クロスセルがしやすい。仕入部門は、売れるであろうエリア、車種、価格を想定して業務に当たっている。

中古車購入時の心配事は、年式や走行距離がわかるものの、前の所有者がどのような利用とメンテナンスをしていたかが不明なことである。同社は、仕入れた自動車を自店舗で品質チェック、洗浄・室内清掃、写真撮影、展示前整備を徹底して行い、その際、将来の故障や事故の原因になりそうな、劣化した部品の交換を行っている。販売商品の品質を改善して、購入者の安全・安心を高めている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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