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【市況】日経平均は124円高でスタート、G20を受けた金融安定化への期待から買い先行/寄り付き概況


日経平均 : 16313.31 (+124.90)
TOPIX  : 1325.63 (+14.36)

[寄り付き概況]

 日経平均は続伸して始まった。注目されたG20では、世界経済の底上げを図る成長戦略などについて議論が行われ、最近の金融市場の混乱に対し、「すべての政策手段を用いる」などとする文章を盛り込んだ共同声明を採択して閉幕した。G20を受けた金融安定化への期待から買いが先行した格好。また、26日の米国市場では10-12月期GDP改定値が速報値から上方修正され、年内の利上げ観測が高まった。円相場は1ドル113円台後半の円安傾向も材料視されている。

 セクターでは非鉄金属、輸送用機器、電気機器、保険、その他金融、機械、精密機器、銀行、海運などが堅調。一方で、空運、石油石炭、その他製品、不動産が小安い。規模別指数では大型、中型、小型株指数いすれも2ケタの上昇。売買代金上位ではトヨタ<7203>、ソフトバンクグ<9984>、メガバンク3行、KDDI<9433>、ソニー<6758>などが堅調。一方で。マネーパートナーズ<8732>、任天堂<7974>が冴えない。なお、自社株買いを発表した日産自<7201>は買い気配からスタートし大幅続伸。
《SY》

 提供:フィスコ

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