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【通貨】外為サマリー:1ドル112円後半の円高に振れる、上値重い展開

 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円69銭前後と前日に比べ10銭強のドル安・円高で推移している。

 ドル円相場は午前8時30分過ぎに113円05銭まで上昇したが、午前9時以降はドル売り・円買いが強まり112円台後半の円高方向に振れている。113円では上値は重く下値を探る展開にある。週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を控え、様子見姿勢が強まっているが「G20では通貨安競争回避を再確認する」との報道も流れており、これを受け円買いの動きが強まっている様子だ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1028ドル前後と前日に比べ0.0050ドル強のユーロ安。対円では1ユーロ=124円20銭強と同80銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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