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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (2月23日記)

日経平均株価の日足チャート 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は昨日、19日の安値を維持して反発したことで、最近のもみ合いが上昇途中の動きである可能性が出てきました。

 本日、寄り付き値が上放れると、もみ合いを抜けて、再度上昇の流れへ入っていることを示唆します。

 本日、寄り付き値での上放れは、上げる準備が整ったことを示すわけですから、その見方が正しければ、本日は寄り付き後、あまり下げることなく上昇の流れを作り、上げ幅の大きな動きになると考えられます(寄り付き値が大きく上放れる場合、本日の上げ分を寄り付き値でつけてしまう展開となる場合もあります)。

 強気の展開になる場合、しばし上昇の流れを継続して、1万8000円程度まで上昇すると考えられます。

 本日の寄り付き値が前日比マイナス、または、1万6341円(16日高値)以下で、寄り付き後、すぐに大きく下げる場合、1万6341円が一時的な反発の終点である可能性を残します。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)を1月15日に上梓。

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