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【市況】【市場反応】米CPIコア、4.5年ぶり高水準でドル買い


 外為市場では米国のインフレ率の上昇を受けて年内の利上げ観測が強まりドル買いが再燃した。ドル・円は112円94銭から113円21銭へ上昇。ユーロ・ドルは1.1106ドルから1.1067ドルへ下落した。


 米労働省が発表した1月消費者物価指数(CPI)は前月比横ばいと12月の-0.1%から上昇。前年比では+1.4%と、予想+1.3%を上回り2014年10月来の高水準となった。また、変動の激しい燃料や食品を除いたコアCPIは前月比+0.3%と予想+0.2%を上回り2011年8月来で最高、前年比では+2.2%と2012年6月来で最高となった。家賃の上昇が多く影響した。

【経済指標】
・米・1月消費者物価指数:前年比+1.4%(予想:+1.3%、12月:+0.7%)
・米・1月消費者物価コア指数:前年比+2.2%(予想:+2.1%、12月:+2.1%)
・米・1月消費者物価指数:前月比0.0%(予想:-0.1%、12月:-0.1%)
・米・1月消費者物価コア指数:前月比+0.3%(予想:+0.2%、12月:修正値+0.2%)

《KK》

 提供:フィスコ

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